新生児・内分泌・代謝グループ

グループ概要

新生児
当院NICUは2019年に京都府の総合周産期母子医療センターに認定され、同年に新病棟へ移転しました。現在、NICU12床、GCU12床を備え、京都における周産期医療の最終拠点としての役割を担っています。早産児や超低出生体重児をはじめ、先天性心疾患や外科疾患など多くの重症かつ多様な症例を受け入れ、小児科・周産期新生児専門医を中心に質の高い医療を提供しています。また、京都大学病院の特色を最大限に活かし、各診療グループと密に連携することで、他院では対応が難しい希少疾患も積極的に受け入れています。またご家族への支援・ケアにも力を入れており、近年ファミリーセンタードケアの取り組みとして注目されているClose Collaboration with Parents Training Programの履修が決まっています。診療面だけでなく、ご家族との関わりにおいても質の高い支援が提供できるようスタッフ一同で取り組んでいます。
内分泌
一般的な小児内分泌疾患にとどまらず、胎児・新生児期から成人期に至るまでの幅広い診療を行っています。 2025年は内分泌専門医(小児科領域)が2名在籍しており、一般的な小児内分泌代謝疾患診療に加え、特に胎児期~早産児における内分泌学的諸問題や新生児マススクリーニング陽性者などに対し、診療業務・研究ともに取り組んでいます。小児がん拠点病院:
小児がん患者の治療中~後にはさまざまな代謝内分泌学的問題が生じるため、入院中から積極的に治療に関わり、合併症への対処を含む中長期的管理に力を注いでいます。特に成長期にあるお子さんの身体的・心理的サポートも医療チームで進めています。
成長障害:
成長ホルモン分泌不全症、ターナー症候群、ヌーナン症候群、軟骨異栄症などに対する成長ホルモン治療を実施しています。またさまざまな基礎疾患に合併した体重増加不良や低身長症も各診療科医師と連携し、健全な発育と発達をサポートします。
性分化疾患:
出生時のあいまいな外性器のお子さんを診療する準中核病院として日本小児内分泌学会から認定されており、産科医、泌尿器科医、臨床心理士、ソーシャルワーカーなど多職種によるチームで診療にあたっています。
研究内容
新生児・内分泌グループの主な研究テーマは、新生児期における内分泌機能と発達との関連です。遺伝子発現解析などの分子生物学的手法、ホルモンアッセイによる生化学的分析、認知・行動機能評価、生体情報解析など、多角的なアプローチで検討を進めています。新生児内分泌領域には、いまだ解決すべき重要な課題が数多く残されていますが、日本国内で新生児内分泌を専門とする施設は極めて少ないのが現状です。当グループでは、副腎皮質機能、甲状腺機能、骨代謝、糖代謝、性腺機能などに関する臨床研究に重点的に取り組み、国内外において先進的な役割を果たしています。さらに、近年は動物モデルを用いた基礎研究にも注力しています。
また京都大学NICU公開セミナー・新生児内分泌研究会などの機会を通して、新生児診療および内分泌研究に関する最新の知見を発表することも心掛けています
また京都大学NICU公開セミナー・新生児内分泌研究会などの機会を通して、新生児診療および内分泌研究に関する最新の知見を発表することも心掛けています
教育・研修内容・キャリアアッププラン
新生児
多くの重症例や希少疾患を受け入れる中で、高度な医療を提供するとともに、新生児専門医の育成に注力しています。当センターは日本周産期新生児医学会専門医研修基幹施設に認定されており、現在は指導医を含め周産期新生児専門医が6名在籍し、専門研修医師とともにスキルアップを図っています。毎日の回診では学年、経験に関わらず議論に参加し発言をしてもらうことで、いかなる症例でも理論的なDecision makingすることができる医師を目指した教育を行っています。また新生児生理学に関する清書の輪読会、研究カンファレンス、輪読会、症例検討カンファレンスなどを通じて、教育的・学術的活動を精力的に推進しています。
当院での新生児医療研修受入れは、全国の多くの施設から短期・長期共に受け入れを行っています
(はこちら)。各人のニーズに合った研修内容アレンジも可能ですのでご興味のある方は河井 (masahiko*kuhp.kyoto-u.ac.jp) までご連絡ください。志のある仲間を随時募集しています。※メールをいただく場合は「*」を「@」に変えてお送りください。
また、今年度からは新生児内分泌を短期間(1週間)で集中的に学ぶ新生児内分泌短期集中講座を受け入れております。1週間当院に来ていただき、講義と実際の臨床データをもとにした実習で集中的に新生児内分泌を勉強していただけます。こちらについてもご興味のある方は河井までご連絡ください。
当院での新生児医療研修受入れは、全国の多くの施設から短期・長期共に受け入れを行っています
(はこちら)。各人のニーズに合った研修内容アレンジも可能ですのでご興味のある方は河井 (masahiko*kuhp.kyoto-u.ac.jp) までご連絡ください。志のある仲間を随時募集しています。※メールをいただく場合は「*」を「@」に変えてお送りください。
また、今年度からは新生児内分泌を短期間(1週間)で集中的に学ぶ新生児内分泌短期集中講座を受け入れております。1週間当院に来ていただき、講義と実際の臨床データをもとにした実習で集中的に新生児内分泌を勉強していただけます。こちらについてもご興味のある方は河井までご連絡ください。
内分泌
当院は日本内分泌学会専門医認定教育施設に認定(専門医詳細はこちら)されており、現在は内分泌専門医(小児科領域)が2名在籍しており、指導医と専門研修医を含め小児内分泌医師4名による診療体制となっています。日々の診療における科内の定期的な症例検討会を行いつつ、血液腫瘍グループ・内分泌内科グループ・脳神経外科グループなど各診療科とそれぞれ診療検討会を開催し、若手医師の育成とチーム医療を推進しています。研修希望者は短期でも募集していますので、上記連絡先にご連絡ください。
