病棟施設紹介

こども医療センターについて

京大病院では、子どもたち・ご家族がより一層安心して質の高い医療を受けられるよう、約2年をかけた病棟フルリノベーションを実施し、北5階・北4階の2階層で構成される「こども医療センター」として、2021年1月に新たに生まれ変わりました。
2階層いずれにも京都芸術大学の学生たちによるホスピタルアート、ボールネンド社とのコラボレーションによるプレイルームを新たに備え、病棟保育士による保育活動に加えて、義務教育世代(小学校、中学校)に対しては病棟入り口隣接の院内学級での学習継続が可能で、子どもたちの成長発達を支援するだけでなく、ご家族も含め包括的にサポートする体制をしっかりとつくり、長期に入院する場合も快適に過ごせるよう設備を充実させています。

館内マップ

基本施設

北5階病棟

北4階病棟

質の高い先進的な小児医療と、安全で適切な療育環境の提供を目指して、2021年に北病棟4階・5階(各30床)にこども医療センターを開設しました。臨床研究中核拠点、がんゲノム医療中核拠点、小児がん拠点として、小児に対する先進的かつ高度な医療を幅広く提供しています。センター内には、脳波専用のシーリングルームや陰圧室・陽圧室を完備しており、難治性てんかんに対する精密検査、造血細胞移植、臓器移植、重症感染症への対応など、きめ細やかな医療の提供を可能としています。

PICU

京都大学病院ではICU内に小児集中治療センターを設置し、ICUに入室した小児患者に対しては小児集中治療グループが集中治療管理を担当し、専門的医療を提供しています。

NICU

京大病院はNICU13床 GCU 11床で京都府の総合周産期母子医療センターに指定されています。高度医療を提供するとともに、赤ちゃんの子育てをスタートする場所としてご家族のサポートも最大限行っています。

発達小児科学研究室

「Bedside to Bench, Bench to Bedside」の理念のもと、病棟とアクセスしやすい場所に医学研究科 発達小児科学教室の研究室を保有しており、時には診療グループの垣根を越えて、大学院生を中心に日夜研究を実施しています。 
診療グループ紹介
最近の主な業績

入院中の子どもたちが快適に過ごせるように

プレイルーム

こども医療センター開設に伴い北5階,北4階病棟のいずれにもプレイルームが完備され、設計からボールネンド社に尽力いただくことで、乳児から多感な10代まで発達段階も特性も非常に幅広く存在する小児科病棟において、年代の区別なく子どもたちが安心して過ごせる場所となりました。イベントの場として使用されることもある、子どもたちみんなの遊び場です。
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病棟保育士、臨床心理士

京大病院には病棟専属保育士が毎日数名配置され、入院中であっても子どもらしい生活ができるように、子どもたちとそのご家族が笑顔で過ごせる時間を提供するために、乳児期だけに留まらず生活や遊び、発達の支援を行っています。また、小児科専属の臨床心理士が、必要に応じて心のケアを行う体制も整えています。

チャイルドライフスペシャリスト

チャイルドライフスペシャリスト(Child Life Specialist:CLS)は、医療を受ける子どもたちやその家族に心理社会的な支援を行う専門職で、京大病院小児科には1名が常駐しています。子どもたちが主体的に医療に臨めるように、遊びや自己表現/感情表出を促し子どもたちや家族が抱える精神的な負担を軽減することでサポートしていきます。
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ホスピタルアート

撮影:大河原光
医療を行う場であると同時に入院している子どもたちの1つの「生活の場」でもある病棟や処置室。そこで子どもたちを見守るように描かれているのがホスピタルアートです。京都芸術大学の学生たちの手によって、たくさんのかわいらしい絵柄が病棟中に描かれています。
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にことま

京大病院小児科入院中の子どもたちとその家族に「楽しく豊かな時間」を届けるボランティアとして1995年に誕生し、実際に子どもの入院経験を持つメンバーを含め約80名から成ります。実際に病棟へと訪れる他、工作キットの提供等入院中の子どもたちに遊びを提供しています。
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本の広場ほっこり

外来病棟3階に位置する図書コーナーです。図書の貸し出しの他イベント開催も行っています。

その他

季節のイベントでは小児科医師がコスチュームを着て病室を訪れたり、時にはホスピタル・クラウンがやってくることも。

病気の子どもたちとそのご家族を支える

院内学級

正式名称は「京都市立桃陽総合支援学校京大病院分教室」で、通称「院内学級」には入院中の小学生から中学生までが学んでいます。子どもたちにとって大切な“学校に行く”、“集団で学ぶ”という重要な社会生活、その機会を奪うことなく、また復学の際も元の学校にスムーズに溶け込めるよう、教師を中心に医師、看護師、保護者らが連携しています。
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芝蘭会館

国際交流会館として外国人の宿泊も多い宿泊棟は、ゆったりとくつろげるロビーを備え、客室はシンプルで清潔な雰囲気。小児難治疾患に対する診療を受けられる患者さんのご家族は、特別料金(2,200円)で宿泊していただけます。無料で利用できるインターネットも完備しており、同施設内には京都ブライトンホテルが運営するレストランもあります。
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ファミリーハウス

京大病院で治療を受けた子どものご家族などが協力し合い、2005年に設立された滞在施設です。ワンルームマンションなど善意で提供された部屋を宿泊施設として提供。現在、1施設9部屋をボランティアが運営しています。炊事道具や冷蔵庫、洗濯機が備え付けられ、わが家のようにくつろげるよう配慮されています。宿泊費は1泊1,500円程度。
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また、2026年秋頃開設を目指し、京都府立医科大学附属病院と京都大学医学部附属病院の共同利用施設として、京都市上京区の寺院跡地にドナルド・マクドナルド・ハウス京都が誘致されることが決定しました。
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