新生児学講座 特定教授のあいさつ

新生児学講座 特定教授 河井昌彦

京都大学医学部附属病院NICUへようこそ

京都大学小児科のそして新生児部門のホームページにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
我々新生児グループは、京都大学小児科の中では比較的新しいグループになりますが、私が当グループを率いるようになったのが2000年ですので、はや25年が経過したことになります。
2023年度からは寄附講座「新生児学講座」が開設され、現在に至ります。この間、京都大学の新生児グループは種々の発展を遂げてきました。現在の我々のNICUの特徴を「臨床」「研究」「教育」の3点から紹介します。

臨床

2003年にNICU認可を取得し、2019年に総合周産期母子医療センターに認定されました。現在、新生児専門医6名(専門医研修中の医師8名)、内分泌専門医1名(専門医研修中の医師2名)(以上重複あり)が新生児・内分泌診療の主体をなしています。これに加えて、小児科の免疫・血液・神経・循環器・小児集中治療など他の専門グループおよび産婦人科・小児外科・心臓血管外科・眼科・形成外科・皮膚科・整形外科・脳神経外科・救急部など多数の診療科の全面的な支援を受け、質の高い医療を提供しています。
また、コロナ禍の際にも、いち早く祖父母面会・兄弟面会を再開するなど、患者さんのご家族・看護スタッフなどすべてに優しいNICUづくりを目指しています。

研究

新生児内分泌が我々の最も得意とする分野で、副腎皮質・甲状腺・骨・性腺・糖代謝など多岐にわたる分野で、臨床研究を行い、数多くの論文発表を行ってきました。また、近年は胎児発育遅延(FGR)に関する動物実験にも力を入れ、臨床のみならず基礎研究の分野でも成果を出しています。

教育

臨床・研究・教育がよく3本柱と言われますが、京都大学NICUが最も力を入れているのは「教育」です。日々の回診では、若手医師が自分で考え、自分で最適な治療の選択ができるようになるまで1例1例丁寧にDiscussionしています。臨床研究も、各自にテーマを持ってもらい、1-2週間ごとに進捗状況の確認・Discussionを繰り返し、自分で考える喜びを感じながら学会/論文発表という成果を出してもらうよう心掛けています。また、京大以外の先生にも「新生児内分泌」を学んでもらえるよう、「公開セミナー」や「1週間短期研修」といったプログラムを提供しています。

このHPを見て興味を持ってくださったなら、是非 一度見学にお越しください。貴方の期待を上まわるNICUの理想形がここにはあると思います。
新生児学講座 特定教授
河井 昌彦